英ロールス・ロイスが「ゴースト シリーズII」を発表 フロントデザインを刷新

2024.10.09 自動車ニュース 藤沢 勝
ロールス・ロイス・ゴースト シリーズII
ロールス・ロイス・ゴースト シリーズII拡大

英ロールス・ロイス・モーター・カーズは2024年10月8日(現地時間)、「ゴースト」のマイナーチェンジモデル「ゴースト シリーズII」を発表した。

 
英ロールス・ロイスが「ゴースト シリーズII」を発表 フロントデザインを刷新の画像拡大
 
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2代目となる現行型ロールス・ロイス・ゴーストがデビューしたのは2020年のこと。シリーズIIではデザインに磨きをかけてよりエレガントに進化するとともに、よりドライバー志向の存在へと変化したという。

イルミネーテッドパンテオングリルを中心に据えたフロントマスクはヘッドランプとデイタイムランニングライトのグラフィックを刷新。バンパー下部に加えられたクロームアクセントはスピリット・オブ・エクスタシーのマスコットを浮かび上がらせる台座としても機能する。「スペクター」にインスピレーションを得たという新しいテールランプは2つのライトパネルと「RR」のモノグラム入りのクロームエレメントを組み合わせている。新規採用の22インチ・9スポークのホイールは全面、または一部のポリッシュ仕上げが可能だ。

インテリアはロールス・ロイスならではのクラフツマンシップと最新のデジタルテクノロジーを巧みに融合している。ピラートゥピラーのガラスパネルに収められたセンターディスプレイには最新のSPIRITオペレーティングシステムを搭載。ビスポークによるカスタマイズの範囲をソフトウエアにも拡張し、画面表示のカラーリングをインテリアやエクステリアなどに合わせて変更できるようになった。スクリーンの横にはスピリット・オブ・エクスタシーのマスコットとアナログクロックがセットで収められており(「スピリット・オブ・エクスタシー・クロック・キャビネット」と呼ぶ)、車両に乗り込むとまずはマスコットが下からライトアップされ、徐々に柔らかな光へと移り変わるという。

パワートレインはこれまでどおり6.75リッターV12ツインターボエンジンと8段ATの組み合わせ。シリーズIIのパワースペックは未公表ながら、最大トルクをアイドリングにほど近い1600rpmで生み出し、1つのギアで途切れなくドライブできる感覚とともに、ロールス・ロイスならではの「Waftability(ワフタビリティー)」が得られるという。

ゴーストとともにロングボディー版の「ゴースト エクステンデッド」もシリーズIIへと進化。プライベートジェットのキャビンのようなリクライニング式のセレニティーシートやシャンパンクーラーが選べるようになっており、特にクーラーはマスターソムリエのアドバイスに従ってノンビンテージに最適な6℃、またはビンテージに最適な11℃の2種類の冷却モードが用意されている。

(webCG)

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