ルノーが「アルカナ」をマイナーチェンジ アルピーヌの名を冠した新グレードを導入
2024.10.09 自動車ニュース拡大 |
ルノー・ジャポンは2024年10月9日、クーペSUV「アルカナ」のマイナーチェンジモデルを発表し、同日、販売を開始した。
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ルノー・アルカナは2022年5月にハイブリッドモデル「アルカナR.S.ラインE-TECHハイブリッド」のモノグレードで国内販売がスタート。その後、マイルドハイブリッド搭載モデルが追加された。
今回のマイナーチェンジモデルは、日本で販売されるルノー車として初めて新世代ブランドロゴを採用。内外装のリファインに加え、アルピーヌのブランドスピリットをまといスポーツシックな個性を強調したと紹介されるグローバル展開グレード「エスプリアルピーヌ」の導入がトピックとなる。
エクステリアでは、フロントフードの先端にレイアウトされたフラットで新しいデザインのエンブレムと、ルノーが「ハーフダイヤモンド」と呼ぶグリル内の新しいエレメント、クリアレンズの面積を拡大したリアコンビランプなどが目を引く。タイヤとホイールは、これまでの18インチから19インチにサイズアップしており、それに伴いタイヤサイズは215/55R18から225/45R19に変更された。
インテリアでは、アニマルフリーの素材をルノー車としていち早く採用。7インチから9.3インチにサイズアップされた縦型のセンターディスプレイや素材の見直しと3色ステッチなどで質感をアップしたトリム、シートバック上部に施されたアルピーヌエンブレムの刺しゅうとフランス国旗を想起させるタグ、3色のステッチを採用したフロントシートなどが特徴となる。360°カメラには、新たにサイドビュー機能が加わった。メーカーオプションとして電動パノラミックサンルーフが設定されたのもトピックである。
パワートレインは従来モデルと同様で、「E-Techフルハイブリッド」と「マイルドハイブリッド」の2本立て。前者は最高出力94PSの1.6リッター直4エンジンと同49PSのメインモーター、同20PSのサブモーターの組み合わせとなり、後者は最高出力158PSの1.3リッター直4ターボエンジンにBSGと呼ばれる同5PSの補助モーターを組み合わせる。
E-Techフルハイブリッドには、エンジンの稼働率を引き上げ、駆動用バッテリーが電欠状態に陥ることを回避するようプログラムされた走行モード「E-SAVE」が採用される。駆動方式は全車FWDとなる。
全長×全幅×全高=4570×1820×1580mmのボディーサイズや、2720mmのホイールベース、200mmの最低地上高に変更はない。
外装色は、無償で選択できる「ノワール メタルM」のシングルトーン1種類と、5万9000円の有償色となる「ブラン ペルレM/ノワール メタルM」「グリ メタルM/ノワール メタルM」「ブルー ザンジバルM/ノワール メタルM」「ルージュ フラムM/ノワール メタルM」のツートンカラー4種類を加えた全5種類の設定。
ラインナップと価格は以下のとおり。
- エスプリアルピーヌ マイルドハイブリッド:459万円
- エスプリアルピーヌE-Techフルハイブリッド:499万円
(文=webCG/写真=花村英典)